岐阜県下呂市へ行ってきました。
下呂には日本三名泉の一つである下呂温泉があります。
・室町時代、京都の相国寺の僧侶であった万里集九により『梅花無尽蔵』にて触れられたことがきっかけと言われている。
・徳川家康から四代の将軍に仕えた儒学者林羅山からも「天下の三名泉」と言われている。
下呂温泉は単純温泉(アルカリ性単純温泉)で滑らかな湯触りが特徴です。
自然あふれる山の中にあり、飛騨川を中心に温泉街がにぎわっています。

この記事では、下呂温泉について
・アクセス
・見どころ
・下呂温泉のグルメ
などについてまとめました
アクセス
下呂温泉へ向かうには
・公共交通機関を利用する場合:下呂駅(JR高山本線)
・車で向かう場合:
中央自動車道 中津川IC(約1時間)、東海環状自動車道 富加関IC(約1時間10分)、長野自動車道 松本IC(約2時間30分)、名神高速道路 小牧IC(約2時間)の4箇所が最寄ICのようです。
今回私たちは電車で向かいました。

見どころ①足湯がたくさんある

ここからは下呂温泉の見どころなどを私が撮影した写真でご案内します。
せっかく下呂温泉に来たので足湯巡りをしようということで、めぐってきました。
〇鷺の足湯
こちらの温泉は下呂温泉で最初につくられたそうです。横に中央駐車場が隣接しているので駐車場を利用される方はついでにこちらの足湯に立ち寄ってもいいかも。

〇ゆあみ屋の足湯
「旅館会館」1Fにある足湯。こちらでは24時間誰でも利用可能な足湯が店の前にあります。

ゆあみ屋ではお土産やプリンなどのスイーツを販売しているので、購入後、こちらの足湯につかりながら、ゆっくり食べるのがおすすめです!
〇さるぼぼ黄金の足湯
さるぼぼ七福神社内にある足湯。
建物の奥まで向かうと・・

なんと七福神のさるぼぼの目の前に足湯があります!

さるぼぼ七福神を見ながら足湯に入れるので、なんだか運勢も上がりそうな気がします。
こちらのお湯は熱すぎることはありませんでしたが、お湯が冷めてくると定期的に新しい(熱い)お湯が入ってくるので、そのタイミングによってはなかなか熱いかもしれません。自分は結構長く入ってられました。
横にお土産屋さんも隣接しているので足湯の後はゆっくりショッピングすることもできます。

〇ビーナスの足湯
公衆浴場である「白鷺の湯」の前に設置されている足湯。ビーナス像を囲みながら入ることができます。

こちらの足湯はなかなか温度が高く足が赤くなるほどでした。笑 タイミングによるのかもしれませんが、私は熱すぎてなかなか足を入れられず断念。笑 同伴した人によると、最初は熱いけど慣れれば大丈夫とのことです。
〇下呂発温泉博物館
温泉を科学と文化の両面から紹介する温泉専門の博物館。
温泉の湧き出すしくみや、泉質、効能などを科学的見地から紹介してくれます。

また、温泉の発見伝説、江戸末期から明治の温泉番付なども学べます。

下呂温泉に関する歴史などを、写真、資料、ジオラマなどで紹介してくれます。

記念スタンプも押せました。

そして展示室の外には足湯、歩行湯があります。

中の石がツボ押しのようでなかなか気持ちよかったです。
この他にもまだまだ無料の足湯がありました。すべてを制覇するには二日くらいかける必要があるほどたくさんでした!中にはかなり熱くて入るのに勇気が必要なものもありましたが、どれもとても気持ちよかったですよ。
おすすめポイント②おいしいグルメがある
下呂の温泉街には食べ歩きできるおいしいグルメもたくさんありました。
〇ゆあみ屋
足湯の項目にてご紹介したゆあみ屋ではスイーツが購入できると記載しましたが、
私たちは「ほんわかプリン」を食べてみました。

ほんわかプリンは、岐阜県産牛乳や岐阜県産たまごなどとても拘った材料で作られています。
そしてなんと下呂温泉で湯煎してあたためてくれた状態で出してくれます!
温かいプリンってなかなか珍しいですが、なめらかでとってもおいしかったですよ。
ゆあみ屋の前にある下呂温泉の足湯につかりながら、下呂温泉で温められたプリンを食べるのはこの上なく癒されました・・
ゆあみ屋ではこの他にもげろプリンソフトや温玉ソフトなど気になるメニューがたくさん!
機会があれば行ってみてくださいね!
〇湯島庵
足湯の項でご紹介したビーナスの足湯からすぐのところにある湯島庵では、飛騨牛あぶり肉寿司というものが食べられます!

私たちは飛騨牛赤身にぎり2貫セット(600円)を頂きました。

霜降りの飛騨牛がとっても柔らかくて口の中でとろけるおいしさ!
ほかにも珠玉の三種盛り(900円)、飛騨牛霜降りにぎり2貫セット(800円)もあります。
毎日なくなり次第終了らしいので気になる方は早めに行くほうが安心かもしれません!
〇仲佐
仲佐はお蕎麦のお店です。製粉からそば打ちに至るまで、手回しの石臼とふるいだけを用いて自家製粉、手作業で作るこだわりのお蕎麦が食べられます。

なくなり次第終了とのことで開店と同時に向かいました。(予約はできないそうです)

静かな個室を案内してくれるのでゆったり食べられます。
私は「おろしそば」を注文しました(1,600円)

冷たくてお蕎麦なのにつるっとしていてあっという間に食べきるほどおいしかったです。
〇森のこみち
店内にはジブリの雑貨屋さんもあり

下呂温泉前のバス停と一緒にいるトトロと写真が撮れます!

そしてカフェではジェラート、パンなどのスイーツがたくさん。
私たちはその中のアートパフェというものに一目ぼれ。可愛すぎて購入しました。。
バニラ・いちご・抹茶の味(それぞれにくきゅうパターン、ねこパターンが選べます)があり、各500円です。
ジジと一緒に撮影するとそのちんまりとしたかわいらしさが際立ちます。

おすすめポイント③観光地が多い
下呂温泉の温泉街には、足湯やカフェなどの観光地が多いのですが、下呂温泉合掌村へも行くことができます。
〇下呂温泉合掌村

下呂温泉合掌村は、白川郷などから移築した10棟の合掌家屋集落で、日本の原風景を再現した合掌の里です。
下呂の駅前から歩くこともできますが(約20分)、定期バスも運行しています。(大人片道100円、小人50円)

合掌村の全体図です。なかなか広いです。

中は合掌づくりのおうちがたくさん。

そしてこちらでも足湯がありました。無料です。

有料の施設内だからか比較的すいています。温度も熱すぎず適温でした。
合掌村の中は「合掌の里」と「歳時記の森」の2つのエリアで分かれています。
「歳時記の森」は、桜とモミジの里山なので季節の移ろいを自然から感じることができます。

自然の中にカエルがいてくれるのも癒されます。

また、有料(1回3歳以上100円)ですが175メートルの「森の滑り台」というものもありました!
「合掌の里」では10棟の合掌造りで集落を再現されているので、合掌造りのおうちのなかを見学できたりしますよ。

他にもカフェやお土産屋さんもあるので、ゆっくりまわれば半日以上かかると思います。
日本の伝統の合掌造りを下呂でも感じられるのはとてもよかったです。
まとめ
下呂温泉を訪問してきました。
下呂温泉は、観光やグルメ、足湯など楽しく過ごせるおすすめポイントが盛りだくさんの素敵な観光地でした。足湯をすべてまわるのであれば2日はないと足りないのではないでしょうか。
足湯につかりながらおいしいスイーツを食べたり、体をいやしたりできる下呂温泉、またぜひ行きたいなと思っています。
下呂温泉、おすすめです!